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メシマコブについては、韓国生命工学研究所のユウイクドン博士らが世界各地から13種類のメシマコブを採取して調べたところ、韓国で採取したPL2およびPL5という菌株に突出した抗ガン作用があることが分かりました。
DNA鑑定では、従来すぐれた抗ガン作用を持つとされてきたATCC26710という菌株の近縁種であることも判明しています。
PL2、PL5の菌株は、製薬メーカーの韓国新薬が開発した培養技術によって量産が可能になりました。
そして、その熱水抽出物をエタノールで処理し、エタノールに溶けない成分を、乾燥して粉末化したのが、同国で医薬品の認可を受けた「メシマ」なのです。
「メシマ」はエタノール処理によって吸湿性が抑えられたため、純度100%の製品に仕上がっています。
最近は、韓国と同様、日本でもPL2、PL5ではない菌株からつくられた類似品が、メシマコブや桑黄などの名で発売されていますが、「メシマ」とはまったく別ものです。
ちなみに、韓国から輸入され日本で販売されている「メシマ」には、登録商標のRのマークがついています。
また、メシマ普及協議会が考案したシールが貼られていますから、購入する際の目安にするとよいでしょう。 |