メシマコブネットワーク 日本家庭医学普及協議会



[In vitro細胞毒性試験(MTT assay)]
 細胞は通常の条件(37℃、5%CO2)で培養した。使用培地はダイゴのT基礎培地(和光)に10%FCS(JRH)を添加し80〜90%コンフルエントまで培養し使用した。トリプシンで剥離したのち、96well plateにそれぞれ膵がん細胞数SUIT−2 200cells/100μl/well、KP−1N300cells/100μl/well、KP−1NL300cells/100μl/well、QGP−1N 1000cells/ 100μl/wellで播種する。37℃24時間培養後、SHOME(in 100μl medium)を添加、さらに37℃48時間培養する。その後、洗浄2回(with 100μl medium)を行い、培地200μl/wellを添加し、さらに37℃5日間培養する。各ウエルの細胞増殖は、MTT assayにより解析した。具体的には、MTT(Sigma)は、濃度が5mg/mlになるようにDulbecco’s PBSに熱湯で暖めて溶かし、10μm filterでろ過した溶液を使用した。培養液にMTT溶液を10μl/well添加し、37℃4時間インキュベートし、1500rpm 10minで遠心後上清を捨て、DMSO 100μl/wellを添加し、水不溶性の青色フォルマザンを溶解した。吸光度測定は、TOSOH MPR−A4で、FILTER R620nm S540nmの条件で行った。



(図−1)



(図−2)

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