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                メシマコブネットワーク
                健康マガジン No.6

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  第6回目は「貧血と冷え性」についてお送りします。

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              貧血を解消すれば「冷え性」も治る?
 
  西洋医学には「冷え性」という病気はありません。また、これに
あてはまる英語もありません。つまり、「冷え性」ははっきりした
「病気」ではないため、西洋医学では十分な対応ができません。
  しかし、冷え性の患者が訴える箇所の温度を計ってみますと確か
に外のところより低いことがわかります。原因は、自律神経の失調
などいろいろありますが、貧血の場合が大半です。
  つまり、体の細胞のすみずみまで酸素がたどりつかず、その部分
が酸欠を起こしているのです。
  からだが冷えて、体温が下がれば免疫力が低下します。免疫力が
低下すればからだの抵抗力もなくなりますから、すべての病気にか
かりやすくなります。すなわち「冷え」は万病の元なのです。
  「手足が冷える」「腰が冷える」などの症状のときは、自分が冷
え性であるということを比較的自覚できるのですが、からだの不調
を訴えながらも自分が冷え性であることに気づかない女性がいます。
いわゆる隠れ冷え性ですが、自分が隠れ冷え性かそうでないのか、
下の設問でチェックしてみてください。

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隠れ冷え性チェック
貴方に当てはまる項目の<□>をチェックしましょう!
1□足がむくみやすい
2□下痢しやすい
3□平熱が36度以下である
4□色白である
5□おなかをさわると手より冷たい
6□舌の表面がみずみずしい
7□よくできものができる
8□少し運動しただけで動悸がする
9□夜冷えて眠れないことがある
10□ときどきめまいがする
11□手の平が赤い
12□目の下にくまができやすい
13□目がうるむことがある


冷え性の目安
チェック項目が9以上は赤信号
8〜3は黄信号
2以下は青信号

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不足する鉄分を補給するには?

  まず、食事で予防することです。
鉄分の多い食品としては、レバーやほうれん草が知られていますが、
その他に、赤身の肉や魚(マグロ、カツオなど)、アサリ、カキ、油
揚げ、納豆、アーモンド、ゴマ、小松菜などがあります。
一方、体内での鉄分の吸収率は、野菜類より牛肉の赤身や魚のほう
がよいのです。また、ほうれん草や小松菜を食べるときは、ビタミンC
も一緒にとる、酢やたんぱく質と一緒に食べるようにすると、吸収が
よくなります。
  手っ取り早い解決策として「鉄剤を飲む」というのはあまり感心で
きません。鉄剤は吸収されにくく、便としてでてしまうことが多いの
です。また、逆に吸収され過ぎてもいろいろな副作用が出ます。
  日常的な貧血・便秘あるいは冷え性を健康食品で解消する場合、選
択のポイントは次の二つです。
1.からだにスムーズに吸収されるもの。
2.飲み過ぎても弊害のでないもの。
この二つの要素を満足する健康食品は、天然のものを素材にしたか
らだにやさしい食品、そして、鉄分のほかに、ビタミンCやミネラル
を多く含んだものが条件となります。
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 発行元:日本家庭医学普及協議会 九州支部事務局
 メール:info@mesima.gr.jp
 ホームページ:http://www.mesima.gr.jp

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