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メシマコブネットワーク
健康マガジン Ｎｏ．14
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第１４回目の今回は「乾燥肌によるかゆみ」についてお送りします。
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かゆみの最も大きな原因は空気の乾燥です。気温が下がるととも
に、汗や皮脂が分泌されなくなり、エアコンによる乾いた空気も
手伝って、皮膚の乾燥を引き起こします。
皮膚の潤いには３つの物質によって一定に保たれています。
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①角質細胞間脂質（セラミド）
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表皮で作られ、角質細胞と角質細胞の隙間を埋めている油のことです。
角質細胞同士をくっつける役割をすると共に、水分を挟み込み、逃がさ
ないようにします。
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②天然保湿因子
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角質層にある低分子のアミノ酸や塩類などのことです。ナチュラルモイ
スチャーライジングファクター（ＮＭＦ）ともいわれ、水分を捕まえて離さ
ない性質を持っています。
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③皮脂
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皮脂腺から分泌される脂のことです。汗などと混ざり合って皮脂の
表面をおおい、水分の蒸発を防ぎます・
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┃かゆみの原因は？ ┃
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かゆみは、乾燥によって皮膚のバリア機能が低下した時、外界の
刺激に敏感になったところに出てきます。バリア機能を障害する
因子には、室内の温度・湿度、皮膚の過度の摩擦、生活リズムの
変調、ストレスなど、さまざまなものがあります。偏った食事による
高カロリー・高たんぱくの摂取、短い睡眠時間、洗浄力のつよい
石鹸によって必要な皮脂が落ちてしまうなど、普段の生活習慣に
よって起こるのです。
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┃ お肌にうるおいをもたらすには・・・
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バランスの取れた食事を摂りましょう。
とくに和食がおすすめです。お米中心の食事で、できるだけ
季節性ののもの・その土地のものを食べましょう。
野菜の抗酸化作用と食物繊維の摂取、魚のＥＰＡ・ＤＨＡの
抗酸化力の活用など、非常にバランスの良い食事になっています。
また添加物を多く使わずに自然のものを摂るようにしましょう。
体を洗いすぎないように気をつけましょう。
洗いすぎ、こすりすぎは皮膚を守っている皮脂をとりすぎてしまいます。
保湿力を高めるローションやクリームを使うのも一つの方法です。
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発行元：日本家庭医学普及協議会 九州支部事務局
メール：info@mesima.gr.jp
ホームページ：http://www.mesima.gr.jp
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